2010年3月19日金曜日

あなたは愛されている


自宅から徒歩1分の公園
桜の木に囲まれ、中央には木蓮の木がある。
近所の子ども達が集まる場所

今日1人の男の子に出会う。
S君から話しかけて来てくれて、ダビデ君と遊び始めた。
聞くとこによれば、◯ ◯小学校の1年生で、家は少し遠い所。
今日は1人でそこからマラソンしてきたそうだ。

始めはよかったが、サッカーを始めると様子が変わり、ボールは自分の物と言って、走って公園を出ていってしまった。

ダビデ君も負けじと追いかけて行ったので、私も追いかける。
周りの小学生の子たちも追いかける。

あるアパートに逃げ込んだS君。
小学生の子たちによれば、このアパートがS君の家らしい。
そして、まだS君は1年生ではなかった。。。

今までも同じような事が何度かあったらしい。

とても心が痛んだ。
なぜ、こんなに幼い子が嘘をつかなければならないのか。

その後、ボールは返してくれたが、どうしてもS君が気になった。

数十分後、公園にS君が来た。
何もなかったように、1人で遊び始めたが、とても寂しそうな顔。
笑顔がないのだ。
本来子どもがもっているような活き活きとした感じがない。

しるしちゃんが自転車をしていると、貸してほしいと言ってきたS君。
補助輪のしか乗ったことがないらしく、練習を始めた。
すると、次第に乗れるようになってきた。
嬉しかったのか、ここまでこげるようになったと興奮していた。
よかったね‼と目を見て笑うと、
S君もニコッと笑ってくれた。
何か、ホッとした瞬間だった。

もしかしたら、賛美ちゃんと同じ学校の新一年生ではないかと思う。
今日、神さまが出会わせてくれたS君。

神さまがS君のことを愛していることを知ってほしい。
そう心から願う。




公園の木蓮

- Posted using BlogPress from my iPhone モーセの妻

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